カテゴリ:私はこうでした / 投稿日付:2022/03/12 18:50
2021年6月
職業 北関東、上場企業へお勤めの独身者さん(Hさん仮称)
年齢 38歳
勤続 10年
年収 610万
職業 正社員
年齢 49歳
勤続 18年
年収 280万
家族構成 ご主人、奥様、お子様(16歳)
借入金額 680万
借入内容 ショッピングリボA社 100万 月々の支払い 40,000円
ショッピングリボB社 50万 月々の支払い 30,000円
消費者金融 C社 100万 月々の支払 50,000円
消費者金融 D社 100万 月々の支払 50,000円
オートローン E社 300万 月々の支払 60,000円
オートローン F社 230万 月々の支払 50,000円
実家暮らしの為賃料無し
元々の支払い合計 月々 280,000円
結婚後の支払合計 月々 280.000円
[私はこうなりました]
「借金があるので結婚して奥様の実家で同居始めました」そして
私はお付き合いしている女性(Aさん)と結婚する為に家を購入しようと考えています。 Aさんには、16歳になるお子さんがいるので、家を購入する事ができたら信頼度が増して結婚に繋がると考えました。 こんな話を、職場の上司に相談すると「安易だけど効果はある」と言って貰ったので、とてもテンションが上がりました。
勿論私の状況で、住宅ローンが通りにくい事は知っています、手取り収入の大半が支払いで消えていますから。(Aさんは借入の事は知りません)実は、会社の先輩から「住宅ローン相談窓口」という会社がさいたまにあって、金融機関出身のコンサルタントが住宅ローンの解決をしてくれる。と教えて貰っているのです。
早速、さいたまの住宅ローン相談窓口に予約を取りました
栃木からさいたまへの訪問は思った程遠くなく助かりました、相談を受けて頂いたコンサルタントの方から色々な事を教えて頂きました。自分でもわかっていたのですが金融の専門家に言われるとショック倍増です「このままですと破綻しますね」と。 私はまだ、30代なのでこれからもどんどん収入が上がって行く中、やりくりできなくなって行くと言われてしまいました。
相談窓口の担当者さんは何とかしますよ。と言って頂きましたが話を持って帰り、今回の事を婚約者に話をすると、色々と言い始めました、色々と。
そう言えば、担当者さんが言っていたな 又聞きの話は伝わらないから必要な時は、順を追って私が説明しますのでプロにお任せくださいと。 そんな事もすっかり忘れてしまい、今の現状を打開できると浮かれた私はそのテンションのまま婚約者に内容を伝え、挙げ句の果て「信用できないからやめて」と言われました。 婚約者は私の借入の大部分を知らない為、上手く伝える事ができませんでした
さらに必死になって伝えようとすると、ますますおかしな感じになってしまい、とうとう私も説得を諦めました。 後日談ですが、交渉事は説得してはいけないらしいですね。
結局、私は家の購入を諦め、婚約者の言うがまま彼女の実家に転がり込み、そのまま結婚の運びとなりました「めでたし、めでたし」と言うわけです。
家の購入を諦めここまで、二週間が経過し給料日がやってきました!!
幸せな新婚生活を送っていたお陰で? 全く気が付かなかったのですが。 お恥ずかしいというか、自分の浅い考えに全身から冷や汗がどっと出てきました。
銀行へ給与を下ろしに行き、支払いを済ませた後手元に残る現金が15,000円しか無かったのです。 奥さんに渡すお金が正直、1円もありません。
私は、目標だった結婚が達成できた事から、盲目になっており。 借入が数百万もある事を忘れていました。 これを見ている皆さんはとうに気が付いていたと思うのですが、実は何も改善されていなかったのです。 破綻へのカウントダウンは何も止まっていませんでした。 そんな奴いないだろ。なんて声が聞こえてきそうですが返す言葉もありません。
私は再度、コンサルタントの方に連絡をし(勿論心から事情を説明し)もう一度助けて頂けないか相談させて頂きまして、結果家を建てて頂きました。
私が言える言葉ではないですが、終わりよければ全てよし、となりました。
(住宅ローン3500万 その後の支払 月々 95,000円)
結婚早々破産するか、失踪するか、そんな状況でしたが救われました。 生涯、この恩は忘れません。