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家の種類 木鉄石(木造住宅編)



皆さんは戸建派・マンション派どちらにお好みでしょうか?マンションであればRC(鉄筋コンクリート造)SRC(鉄骨鉄筋コンクリート造)が一般的ですが、戸建を選ぶ際、特に注文住宅の場合は建物の構造を気にされる方も多いはずです。建物構造には一般的に大きく分けて3種類。日本で昔から使用されている在来工法でお馴染みの木造住宅。木造と言っても様々ですので後ほどご説明いたします。少しグレードが上がり、白蟻の心配がいらない、腐らない鉄骨造。こちもプレハブなどに用いられる軽量鉄骨造から、間取りの自由度もきかせやすい重量鉄骨造と種類があります。最後は、『石』の家コンクリート造です。コストもかさむ為、一般的には多い割合とは言えませんが、対応年数も長く最も劣化しずらい造りと言っても過言ではないかもしれません。せっかく建てるマイホーム!深くなくともざっくりとした特徴くらいは理解して安心して居住できる空間をてにいれましょう!

まずは木造住宅!
・木造軸組工法(在来工法)




在来というだけあって日本に昔からある伝統的な技法と言えるでしょうニュースなどでの倒壊の報道を見ている方も多く、耐震性に優れないイメージも多いかもしれませんが、倒壊している建物の多くは築年数の古い建物であり現在では、主要部分には接合部に金具・ボルト止めを施している為今では品確法の耐震性も十分基準に乗るレベルを確保していますので心配はいりません。住宅購入の際に建売住宅を検討される方も多いと思いますが、大体がこの在来工法にあたります。価格も安価で安心であるからこそ、これだけ需要があるのかもしれません。


・木造枠組壁工法(ツーバイフォー)




欧米ではメジャーなこの工法。アメリカ仕込みでは日本が取り入れないわけが訳がありません!即採用です(笑)2×4サイズ(だからツーバイフォー)の木柱にベニヤ材と張り付けた面を床・屋根・壁に取り付けるこの工法は木の箱のようなイメージになります。線で支える在来工法と違い面で支えるこの工法!地震などには強い工法の様です。ただし、デメリットもあり、間取りに制限がある事や面で構成されている為にリフォームでの間取りの変更がやりづらいなど、がっちりとした工法だからこそのデメリットもあるようです。ツーバイフォーは日本の気候に合わないなど、諸説あるようですが実際は壁内の結露などは特に心配はいらないようです。床から作るツーバイフォー・屋根からつくる在来工法という観点から雨の多い日本では早期で雨濡れを予防できる在来工法はやはり人気なのかもしれません。※こんなこと業者しか知らない事かもしれませんが。


日本における木造住宅の比率とは



                                                                          ※統計省のデータ抜粋


「木造」は2923万戸で住宅全体の58.9%,「鉄筋・鉄骨コンクリート造」や「鉄骨造」などの「非木造」は2037万戸(41.1%)となっています。思っていたよりも木造が押されている様な。。。データは平成20年、もしかしたらもうひっくり返されているのかも。次回は鉄骨造・コンクリー造について。


総括

木は住宅を作るに当たり、安価で加工もし易く丈夫な素材です。おそらくお家を探し出したあなたは、最も高確率でこの素材を使った御家に出会う事でしょう。せっかく業者さんが一生懸命作ってくれたお家です。せっかく高いお金を払って購入するお家です。少しだけ知る事で、深い安心を得られるかもしれません。
自分たちの体を預ける衣食住の大切な一つなのですから。



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