「固定金利と変動金利について!」
最近、政府の発表で住宅ローン減税継続を公表したのは、とても良いことでした。
超低金利時代が続く中、消費税も段階的に上がり住宅購入を検討している人にとっては
何千万とする超大型購入の為、消費税アップだけでも非常に辛く、そのうえに住宅ローンの金利も
上がれば、もはやマイホームと持つという夢は、いろいろな懸念を考えても、
はるか彼方へ遠のいていきそうな感じがしますよね。
その中で、特に金利はとても重要で「固定」か「変動」かでとても悩むと思います。
しかしながら住宅ローンを組む際に金利タイプの選択は非常に大事であると認識しましょう。
今回は僕の経験も踏まえて、「固定金利」と「変動金利」についてポイントになることだけを簡単に説明していきます。
●住宅ローンの金利種類
$全期間固定型$
メリット➡①当初設定からローンを完済するまで全期間固定金利になる。金利が上昇しても全く影響はない。
➡②総返済額が明確なので、生活水準が保ちやすく生活設計もしやすい。
デメリット➡3種の中で一番高い金利。変動金利との差はざっくりなんと1~2% 全期間保証される分高いわけです。
$固定期間選択型$
メリット➡①固定期間中は金利の変動を受けない。期間終了時期頃に同じ固定期間選択型か、変動型にするか選択する。
➡②期間中の総返済額が明確なので、生活水準が保ちやすく生活設計もしやすい。
デメリット➡固定期間は3年・5年・10年と選べるがなぜか期間が長いほど金利も高くなる。
$変動型$
メリット➡①全期間や固定期間と比べて、かなり金利が低い。但し金利は半年ごとに見直し設定される。
➡②月々や賞与時の返済額は5年間変わらない。
デメリット➡万が一急激な金利上昇などがあると、ほとんどの返済額が利息になる可能性もあるので注意が必要。
補足:ちなみに私がマイホームを購入した際は、金利1.8%の10年の固定期間型を選んだが、今では後悔している。
なぜなら、当時は収入も低かった為もあり保身に走ってしまったが、銀行側からは固定にすると生活設計がしやすくなり、
安心できると言われた。万が一変動を選び一気に2%も金利が上がったらを考えると怖いですよね。と言われた。
だが、実際10年経過したが、変動金利はほとんど変化なく平行線であった。
それで変動にしてた場合の利息を計算したら、なんと150万も多く支払っていた。その150万で何ができたかを考えると
少しガックリきました。個々によって判断は難しいと思うが、当時の私は知識がほとんどなく、きちんと金利の仕組みを
理解していなかった為、大きな損失をしたが、万が一急激な金利上昇があったとしたら、逆の事を言ってたかもしれないが
未だに思うのが、当時変動金利で0.825%を選んでいたとしても、10年固定の1.8%並みに変動していたとしても
明らかにマイナスにはなっていなかったかと思うと、さらにグッとくるものがあります。
物事は冷静に判断するようにしてくださいね。。
●住宅ローン減税は大きい
採算、金利はとても大事と説明しましたが、物件選びと同様に、
経済の金利傾向と住宅ローン金利情報、金融機関の金利情報など
しっかり調べた上で、行動してほしいと思います。始めは浮足立って、物から欲を考えると思いますが、
長い長いローン返済期間になるので、物より事に注視して購入行動をとってほしいと思っております。
ただ購入にあたり、住宅ローン減税もあることで、だいぶ家計に優しくなっているので、
とても生計していくにあたって大変助かる制度です。
また住宅ローン減税について、わかりやすく説明していきますが、
政府も、国が豊かになる象徴として不動産、いわゆる家が売れることによって、様々な税収が得られるし、家づくりに
沢山の業者が関わっているので、いろんな業種が儲かり、財布が潤い、経済が発展していきます。
但し、だからと言って簡単に金利を上げれば、銀行だけが儲かることになるので、庶民には痛手となり、
経済が潤うとは個人的には思いません。
「固定」or「変動」。借入額、返済期間、家計状況はそれぞれ違うので、情報収集をしっかりやって、
将来も見据えた上でできるだけのパターンをシミュレーションしてください。